巣立ち

トキのひなが巣立ちを迎えたそうで、

順調に育って、よかったですねえ・・・


子スズメも、24日に最初のデビューっ子がやってきました。

去年は26日だったから、ほぼ同じ。

順調に次世代が育っていて、ほっとします。


週刊・日本の世界遺産

朝日新聞出版

朝日ビジュアルシリーズ 「週刊 日本の世界遺産&暫定リスト」

07号 「紀伊山地の霊場1」

2012年5月17日発売   定価580円


巻頭の「遺産へのいざない」に、

エッセイ「古代人の心性に触れられる地」を載せました。

写真がきれいです。「紀伊山地の霊場1」は熊野三山の紹介がメインで、

「花の窟」や「ゴトビキ岩(神倉神社)」の扱いも大きくて、うれしいな。

「紀伊山地の霊場2」は6/21発売で、吉野方面になるようです。


朝日新聞出版サイトの紹介ページ

五里霧中

いろいろ、言えなくてすみません。

RDGのアニメ化情報の続報は、はやくても6、7月のことになるでしょう。


6巻の刊行月も、今のところは五里霧中ですが、

内容をじりじり進めてはいます。






元気です

更新がなくて、すみませんでした。

元気です。

集中して原稿を書いています。

楽しいし、苦しい。



満開の桜

満開の桜がトンネルのように続く、見事な並木通り。

花見をする人はだれもいない。

遠くを横切る小さな人影は、白い防護服を着ている。


――という、映像をTVで見ました。

数日前のことなのに、やけに忘れられません。


直後の春は、それどころではなかったけれど、

1年たったからこそ、いやます、やるせなさがあるというか。

この鬱積の存在を、気にしていたいと思います。


院政時代

私たちは、戦記ものとして、

源平合戦にはある程度の知識があって、流れを追っていけるけれど、

院政時代の込み入った権力構造には、不慣れだし興味もなく、

何がどうなっているのか、見ていてよくわからない……というのが、実情なのかな。

身近な人の2,3人が、別々にそう口にするのを聞きました。

今年のNHK大河ドラマの話なんですが。


私は、TVドラマを数えるほどしか見ないし、時代劇が好きな人間でもないけれど、

『風神秘抄』を5月に刊行した2005年のNHK大河ドラマが「義経」で、

時代考証に大きなくいちがいがないか、1年間見たもので、

なんとなくその流れで、今年の「平清盛」も見ているのですが。


わからないと言いたい気持ちは、非常によくわかるような。

魅力が、うまく出ていないような。

けれども、この時代を少しでも調べてしまった人間には、本当におもしろい時代なんですよー。

今の日本文化の基礎となる、室町時代へ流れ込む以前の、その萌芽の時代。

「保元の乱」も「平治の乱」も、ひと口で説明できないほど、込み入った身内同士の闘争なんですけど。


動物が幸せを感じるとき

NHK出版

『動物が幸せを感じるとき~新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド~』

著:テンプル・グランディン キャサリン・ジョンソン

2011年12月25日発行   2200円+税


ぱらぱら見て、著者が畜産業界で仕事をしているのを見て、なかなか本を手に取れなかったのですが、

いざ読んだら、これほど読んでよかったと思う本にはなかなか巡り逢えないものでした。


オリヴァー・サックス著『火星の人類学者~脳神経科医と7人の奇妙な患者~』(早川書房・ハヤカワ文庫)を読んだのは10年くらい前で、内容がおぼろげだったけれど、

そのタイトルにもなった、「自分は火星の人類学者のようだ」と語った高機能自閉症の女性の章は、うっすら憶えていました。その人が、テンプル・グランディンだったのでした。


『動物が幸せを感じるとき』の前著にあたる『動物感覚』(NHK出版)も、自閉症をもつ子どもの伸ばし方を書いた『自閉症感覚』(同)も、とりよせて読みました。

感覚過敏に苦しみ、今も他人と異なる自分をかかえて懸命に生きる人にしか提示できない、動物や自閉症児にかかわる洞察ばかりです。

いきなり夢中になっています。



あやふやな紹介

お仕事紹介なんですが、入手方法が本人にはあやふやで……というものを3つ、まとめました。


<その1>

全国大学生協組合 季刊誌『読書のいずみ』 3月(No.130新学期号)

座・対談で、大学生のお嬢さん二人と10pの対談をしています。「日本のファンタジーもおもしろい!」と、タイトルにあります。

生協のある大学なら、無料配布している……のだと思いますが、どんなふうに置いてあるんだろう。


<その2>

フジゼロックス 『グラフィケーション』 3月(No.179)

「ファンタジーの愉しみ」という特集で、野上暁氏と8pの対談をしています。

フジゼロックスの広報誌ですね。児童文学研究家のかたとの専門的な対談ははじめてで、有意義でしたが、これも、どこで入手するんだろう。


<その3>

徳間文庫 勾玉三部作フェア用小冊子『勾玉本』

短いエッセイ文を書き下ろしています。他に載っているのは、以前の対談の再収録とか作品紹介とか。

フェアを行う書店さんに置いてあるようです。買ったひとがもらえるのかな??


星の周期

春分が過ぎました。

昨日の遅くに新月も過ぎて、新しいサイクルですね。


今は、1年という小さいものではなく、もっと広大な周期の切り換えで、社会通念が刷新される時期だという気がしてなりません。

刷新するには、それがよりよいものであっても、古い何かの破壊は必ずともなうので、

大きな痛みがあるものだと、そういうことを考えてしまいます。

社会のどこかよそで起こることではなく、個人個人に、それぞれの痛みとしてふりかかります。

「安心」を失うのは、とてもつらいことです。


私たち日本人は、

この火山の列島で、大海溝のある海沿いで、はるか昔から大災害と向き合い、

何度ひどい目にあっても、「忘れて」住み続けてきたんですね。

まれに見る豊饒で美しい土地だから、天災に懲りて移住はしなかった。

そのことの長所も短所もかかえた民族なんだな。




怖い絵本

体の調子は悪くありません。

お散歩にも出かけています。



2月上旬のことでしたが、新宿で行った雑誌インタビューのため、編集者と紀伊國屋新宿本店前で待ち合わせをして、約束時間の7分前に着いたときでした。

少しの時間でも新刊本を見て回りたくて、店内に入り、

これなら時間内に立ち読みできるとふんで、そこに平積みになっていた、

『いるのいないの』(怪談絵本3) 京極夏彦著・東雅夫編・町田尚子イラスト(岩崎書店)を、

さらっとめくってみました。

そしたら、こっ、こっ……怖かった。こんなにせわしい情況下でぞっとするなんて、思っても見なかったのに、待ち合わせも忘れてぞっとしていました。

よかった、今の自分が大人で。子ども時代の私なら、確実にトラウマをつくって、長年後悔していたかも。


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