もうひとつの空の飛び方

KADOKAWA 角川文庫

『もうひとつの空の飛び方~「枕草子」から「ナルニア国」まで~』

2020年7月25日発行  定価680円+税

発売予定7月16日(電子書籍も同日です)

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読書エッセイ『ファンタジーのDNA』(理論社)の文庫版を、
若干の修正の上、
このたび、角川文庫で出すことになりました。
文庫版あとがきがあります。

タイトル『もうひとつの空の飛び方』は、
じつは、こちらが当初のもので、
Webエッセイ連載時のタイトルに戻したからです。

酒井駒子さんが新しく描いてくださった、
読書する女の子と、飛翔する翼をもつ鷹、
見ていていとしいです。

単行本もすてきでしたが。

Dna 

 

新型コロナの感染拡大といい、集中豪雨といい、
大変なことがつぎつぎに起きています。
世の中も変化を余儀なくされている。

だれもが心折れずに生きていく方策がだいじですね。
みなさまご自愛ください。

 

 

白鳥異伝

徳間書店 徳間文庫

『白鳥異伝』上

重版2020年2月5日  629円+税

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初めての重版ではありませんが、
勾玉三部作について、ブログに書いたことはほとんどなかったし、
きりがいいので載せてみました。
文庫化が2010年だったので、10周年です。

『白鳥異伝』単行本の初版は、今はなき福武書店の刊行で1991年。
バブル経済も陰り、会社が文芸から撤退する1年前のぎりぎりに、
出た本でした。

すぐに消える運命でおかしくなかった作品が、
徳間書店で96年に再刊行され、
今も重版したとは、本当にありがたいことです。

ヤマトタケル伝説を自分なりにふまえたお話を、
どうしても、どうしても、書きたかった、
当時の自分の熱量を思い出します。
作家になりたいとは、思わなかったです。
ただ、この話の本が現実に存在してほしかった。

 

 

謹賀新年・子年

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

昨年は「源氏物語」訳を終えた後、
家族の事情などもあり、
なかなか創作にかかれませんでした。

だいぶ落ち着いたので、
今年は新しい原稿にかかります。

読むこと&書くことが、
私にとっていちばん楽しいことだと、
しみじみ思います。
ネット配信を利用して、
新旧の映画やドラマをたくさん見たけれども、
それだけでは、だめで。

奮起して新たに書くことを楽しむつもりです。

それにしても、
昨年一気見した「ゲーム・オブ・スローンズ」は
おもしろかったー。
原作12冊も読みました。

 

 

 

イザナキ・イザナミの結婚

「古事記えほん【一】国生みのはなし」で、
イザナキとイザナミは結婚の儀式をします。

天の御柱をまわり、出会った場所で、
お互いに「何とすばらしい結婚相手に出会えたのだ」と
褒め合う儀式なのですが、
女神のイザナミが先に唱えたところ、
「女が先に言うのはよくない」と、
イザナキは言います。

それでもイザナキは、はやく床入りしたかったのか(笑)、
そのままにしました。
ところが、よい子どもが生まれず、
高天原の神々に相談してみると、
「儀式を正しくやりなおせ」と言われるんですね。

これが男尊女卑に見えて、
若い頃からもやもやしたのですが、
古事記えほんのためにじっくり読んで、
ちがう解釈もできると思いました。

先に女性が褒められることが望ましいのでは。
まずイザナキが褒めあげてから、
お返しに言ってあげる運びが、
正しい順序となっているのでは。

そう考えたので、
訳にもいくぶんその含みを持たせています。

 

 

古事記えほん重版

小学館

日本の神話 古事記えほん【一】
国生みのはなし~イザナキとイザナミ~

日本の神話 古事記えほん【四】
いなばの白うさぎ~オオナムヂとヤガミヒメ~

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上記2冊が重版になりました。来年1月前半の発売予定です。
天皇陛下の即位式が行われ、日本古来の伝統を身近に感じた今は、
古事記が記録した日本神話にふれる、よい機会かもしれません。

なるべく原文に忠実にと念じながら、
それでも絵本なので、
お母さんが子どもに読み聞かせのできる文にしたいと思って訳しました。
「国生みのはなし」は、その点では苦労しました(笑)。

「いなばの白うさぎ」は、
小学校教科書によくのる有名な神話ですが、
これを若いオオクニヌシの受難と冒険という大枠でとらえると、
まだ半分のところで終わってしまいます。
ぜひ、続きの「国づくりのはなし」をあわせて読んでほしいところです。

日本の神話 古事記えほん【五】
国づくりのはなし~オオクニヌシとスクナビコナ~

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定家写本「若紫」の発見

源氏物語「若紫」の定家写本発見(NHK関西ニュース)

どえらいニュースでしたね。

藤原定家(1162-1241)の「源氏物語」写本は、現存する写本の最古のもので、
青表紙本と呼ばれ、今は4点ほどしかなかったのですから。
しかも新たに見つかったのが「若紫」とは!

現存する「花散里」「柏木」「行幸」「早蕨」は、
物語全体から見ると大きな事件の前か後で、残念感があります。
なのに、最重要部分とも言える「若紫」があったとは!
どんな細部の異同も気になるところです。

じつは、「源氏物語」を訳し終えてから、
この作品が非凡だったのは確かにせよ、
200年後にその価値を認め、保存につとめ、
後世に残した藤原定家という男も同じに偉かったと思えて、
人物叢書(吉川弘文館)などを読んだりしていました。

関連書籍では、彼が後鳥羽上皇の熊野参詣にお供してさんざん苦労した
『藤原定家の熊野御幸』(角川ソフィア文庫)がおもしろかったです。
熊野道の険しさ、つらさ、毎晩のように宴会する上皇のお世話の大変さ。
名のある歌人といえども、朝廷では中間管理職であり、
こきつかわれた様子が目に浮かびます。

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ダ・ヴィンチ「十二国記特集」寄稿

KADOKAWA

ダ・ヴィンチ 2019年11月号(10月4日発売)

第2特集「十二国記」内にある、
「あの人からのラブコール」に、1000字強の寄稿をしました。

 

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……5名のラブコールと、
それぞれに「私のイチ押しキャラクター」コーナーがあります。

私は『図南の翼』珠晶をイチ押ししてみたところ、
次ページの辻村深月さんと同じになり、何だかうれしかったです。


ナルニア国・荻原規子記念冊子プレゼント

昨年の30周年記念フェアで配布した、徳間書店による小冊子

「荻原規子の世界」を

今年、銀座教文館「ナルニア国」さんで、

荻原規子作品一冊お買い上げのかたにプレゼントします。

フェアとはちがって、他社の本でも可だそうです。

詳細は、教文館公式サイトナルニア国日記 をご覧ください。

 

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オーディオブック「RDG はじめてのお使い」

KADOKAWA

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』 Audible版-完全版

朗読:倉本夏海

2019年5月24日 配信開始予定

 

オーディオブック版ができました。

めりはりのある朗読で、耳によくなじみます。詳しくはアマゾンサイトで

 

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講演会「源氏物語を楽しむ」

東京銀座4丁目にある書店、教文館の児童書部門「ナルニア国」さんの主催で、
講演をすることになりました。
興味をお持ちのかたは、足をはこんでくださるとうれしいです。

 

日時:2019年6月2日(日)14:00より

場所:教文館9F ウェンライトホール

定員:100名

参加費:1000円+「荻原規子の源氏物語」どれか1冊のご購入

講演終了後にサイン会を開きます。

申し込みは電話またはメールで、4月23日(火)午前10時開始です。

 

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さらに詳しい内容は、

教文館公式サイト・ナルニア国のお知らせで、ご覧ください。

追記 4/26 受付終了しました。どうもありがとうございました。




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