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もらい泣き

10代のころは、
同年の女の子に比べても、映画を観て泣いたりしなかったような気がします。
ぜったい泣かなかったわけではないけれど。
本を読んで、泣けることもあったけれど、
だから、その本をいい本だとか好きな本だとかは、
気にとめていなかったような気がします。

同情心が足りなかったでしょうかね。
他人のために泣かなかった。
自分の部屋で大泣きすることがあっても、
そういうときの涙は、自己憐憫でした。
わかっていたから、泣く自分をいさぎよしとは思えなかったです。

年齢が上がるにしたがって、これが、
外の事象に移行していきますね。
今では、よほどのことがなければ、自己憐憫では泣けない。
そのぶん、どうかと思うほど簡単に、
演技と知っていながら、もらい泣きができます。
マンガでも、登場人物が涙をこぼすとつられる。

ミラーニューロンの観点からすると、おもしろいな。
そして、脳のシナプスは何歳になっても、
つなぎ替えが進行していくのだと、実感できるような気がします。

しかし、昔から、妙に、
「食べる」行為が切ない感情に通じると、弱かった。
食べることって、それだけで切ないことなのかも。

映画「南極料理人」を観て、泣いている自分にそう思いました。

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Comments

私も先日、南極料理人見てきました。
食べることしか楽しみのない封鎖された
環境での食事って、どんなに贅沢な食材でも
寂しいですね~。
(ここに女性が一人でもいたら違ってくるのかもですが)

楽しいシーンもいっぱいありましたけど♪

「食べることはそれだけで切ないこと」…そうかもしれません。食べることは生きることに深く関わっていますから。食べることは生きること、そして、生きることは切ないことなのでしょうね。

もしかして「南極料理人」のから揚げのシーンでしょうか?私も先日見てきました。から揚げ自体は脂っこそうなのに、あのシーンではどんな高価な料理よりも美味しそうに見えました。
見終わったあとはラーメン食べたくなりました。

 はじめまして。
 このHNで初めて書き込みをいたします。

 「食べる」行為に反応されるのですか?とてもユニークだと思います。やはり、そのような凡人離れした感性や感受性が執筆活動の原動力になっているのでしょうか。
 同じ現象かどうかはわかりませんが、実は私も年齢を重ねるにつれて涙もろくなってきております。しかも、なぜか低予算の特撮番組の劇場版に敏感に反応します。ハリウッドの超大作や名作では一度も泣いたことがないのに。私の涙腺は低予算仕様なのかな?

 長々と、失礼しました。では。

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