春日大社の特別公開
6月になりました。
ブログに書かなかったのですが、
春日大社の20年に一度の式年造替を記念した特別公開(6/30まで延長)で、
明治維新以来140年ぶりに一般に公開される「後殿(うしろどの)」と、
一般公開は今回が初となる、
本殿第一殿、第二殿の間の裏側にある「磐座(いわくら)」が、
どうしても見たくなり、
母をつれて奈良へ行ってきました。
特別拝観料が1000円ではもったいないくらい、
すてきでしたよ。
私と母が拝観したとき、わりに混んでいなかったので、
ゆっくりじっくり観てきました。
上記の2カ所が、もっとも関心のあった目的ですが、
その他にも、
御仮殿で御神霊を間近な場所から拝んだことも、
いつもは禁足地の遙拝所に入れたことも、
国宝の本殿を、軒を見上げる近さで拝観したことも、
みーんな感動的でした。
でも、予想もしない形をして、観てびっくりした磐座が、
やっぱり一番の神秘だったかもです。
この磐座の持つ山のパワーこそが、春日大社の大元であり、
これをあがめて社を建てたのが最初なんですよ。
日本の神は、最初は磐座だと思っていたので、
ますます確信しました。
あとは、後ろ戸の神に関心があったのですが、
聞いたこともない神様の名前ではありませんでした。
母は何の知識もなくついてきたのですが、
次も公開があるとしても20年後だとくり返したら、
急にありがたくなって、すごく喜んでいました。
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