1988年の今日、
4月22日がアースデイだということは、
私が生まれた後に設定されたもので、あまり関連づけて考えませんでした。
でも、今年、
Googleトップで視聴できる、ジェーン・グドールのメッセージは、
たいそう心にしみます。
アースデイに重なっていることが、初めてうれしいと思いました。
友人と話したのですが、
「重版出来」を「重版しゅったい」と読むことを、
私も最近まで知りませんでした(笑)。
みんなと同じに、漫画のタイトルで初めてさとったところです。
重版をかけていただいたことが、あるというのにです。
広告の文字には見ていても、
だれかが口にしたのを聞いていないし。
書籍編集者の友人は、
「業界でも、重版する日を出来日(できび)と呼んだりして、
実際はあまり使わないよ」などと、慰撫してくれたのですが。
「出来」と書いて「しゅったい」とは、
そうそう読めないし、どこで使われるんだ・・・と思っていたら、
たまたま読み始めた岡本綺堂の小説では、
短編1作に1度くらい使われていて、びっくりでした。
『半七捕物帳』でも、怪談集でも、
「××という事件が出来(しゅったい)した」と書かれるんです。
大正時代の作品ですが。
報道やネットで知ることしかできませんが、
被害に胸が痛みます。
多くのかたが助かりますように。
今日からの雨も怖いです。
人知も及ばぬ地震国日本だと、思い知らされます。
現地のかたがたのご無事を祈ります。
依頼のあった作品を一つ、脱稿できたので、
今週はひと息ついています。
昨日今日は、台風並みの日本海低気圧の通過で、
困った天候になりましたが、
めちゃくちゃお天気のよかった水曜日、
母と鎌倉へ行きました。
空気が澄んで明るく、風は冷たく爽やかで、
日射しはまぶしくても汗をかかない、絶好のウォーキング日和でしたね。
往復とも江ノ電を使って藤沢へ出たので、
車窓から見る海も空もきれいでした。江ノ電、好き。
長谷寺の境内からも、海を眺めました。
長谷寺の十一面観音像も、好きです。
境内は、秋明菊と芙蓉がきれいでしたが、
去年訪れた10月下旬のほうが、秋の草花は多かったな。
母は、私と鎌倉へ行くたび、
「まめや」のさまざまな味の豆菓子を、
持ち歩きに重いほど買い込みます。
もちろん私も、自分用に買った。
長谷駅前が本店で、
小町通りの鶴ヶ丘八幡宮寄りのあたりにも、
店が出ています。
今回、脱稿した作品の刊行は、
今年中には無理だけど、
今年度中には出せるかもしれません。
日経文芸文庫
『読み出したら止まらない 女子ミステリー マストリード100』
大矢博子著 定価800円+税
2015年8月7日刊行
読書案内本に掲載されても、ブログでは取り上げなかったのですが、
ミステリーのセレクトに、拙著『樹上のゆりかご』(理論社単行本・中公文庫)が載ったのがめずらしいので、紹介です。
しかし、ミステリーとはいえ、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や、佐藤さとる『ジュンとひみつの友だち』といった児童書や、氷室冴子『シンデレラ迷宮』まで載っている、
「女子ミステリー100」でした。
そういう観点で、読んだ本を見なおすのもおもしろいかもしれません。
既刊本に、『海外ミステリー マストリード100』『国内ミステリー マストリード100』という、ど真ん中の読書案内もあり、そちらも、ミステリーの選び方はおもしろいなと思いましたよ。
8月になっても、
朝のえさを出すと、巣立ち雛をつれた親スズメがやって来ます。
「まだ、来るのか」と思うのに、
今朝もうるさく、親にえさをねだっていました。
巣立った雛は、数日で、黙って自分で食べるようになるので、
同じ雛ではなく、どんどん新しい子が来るのですよ。
記録的猛暑の中でも、子育てしてるんですね。たくましいったらない。
巣にいる雛たちを、
想像しただけで暑苦しいし、熱でひからびないのかと思ってしまいますね。
実際は、鳥は体温が高いから、
親が温めなくていい真夏は、子どもにはいいのかもしれない。
春に思わぬ寒気が来たほうが、危ないのかも。
最初にデビューする雛は、5月下旬。6月半ばくらいで新入りが途絶えます。
そして、
優秀な夫婦が、二度目の子づくりにかかるのか、
春には子ができなかった夫婦が試みるのか、
何ともわからないところですが、
7月の終わりごろから、また巣立ちっ子がやって来ます。
8月の子が、ちょっと心配なのは、
十分経験を積まないうちに、冬が来てしまうのではということです。
スズメの生涯において、
2ヶ月の経験差は大きいですよ。
雛鳥が、最初の冬を生きのびる確率はとても少ないと聞きます。
来年の春を迎えた個体だけが、親となって勝ち組になる。
8月の子にも、がんばってほしいものです。
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